詩集『寿木』より

                         2004年 出版 

 ”私もお蔭さまで八十の坂を越えて久しぶりに小さな詩集を作り

 ました。寿木(じゅぼく)、長生きした木という意味の私語です。

 寿ケレバ(いのちながければ)恥多し とは『荘子』の中にある

 言葉ですが、悔い多い過去をふりかえり、心もとない行く末を思う 

 現在の心境を詩の形にまとめました "

            というお言葉をそえて送って下さいました。 




                                                           「ハンコ捺す」1994年秋,胆嚢癌手術

 

※ ひっつめ髪 とは奥さんの久子さんのことです。

ずうっとパーマをかけずに(たぶん1度もかけたことがないと思います)、

後ろにきりっと結び上げておられます。

 



      ※瀬谷耕作先生は2014年5月16日、逝去されました。

    先生のご遺体は生前の意思の元に献体されました。

         

            2015年7月10日に遺骨になって水戸の家に帰ってこられました.